


瀬戸内海に面した広島県の山間部にある、江戸時代から昭和にかけて栄えた宿場町。人とものが行き交い、古くからものづくりと書道が盛んなここ上下町で、1983年の創業以来、額ぶちをつくり続けてきました。山あいにある工場で、DENTOのフレームは今もつくられています。
木目の方向や木の反りを見極め、人の手で一つずつ形になる木製のフレーム。写真やポスターといった作品をズレなくぴったり収めるフレームに求められるのは、コンマ数ミリという高精度の木工技術です。45度に組んだ四角の継ぎに、精巧で確かな手仕事が表れています。


フレームづくりを担うのは、ものづくりやインテリアが好きな人、
ここで生まれ育った人も、移住してきた人もいます。
追求するのは、技術を磨き、人に伝えて初めて一人前という
DENTOのものづくりの理念。
多彩な個性を持つスタッフ一人ひとりが、
ここに根ざした技術と文化をつなぐ継承者です。





上下町という歴史ある場所で、人を介してものづくりをつないできたDENTO。2012年に家具製作を、17年にイベント「木になる生活展」をスタートさせるなど、半世紀近く培ってきた木工技術と文化をこの10年間でさらに拡張。暮らしや生活のさらに近くにある、新しいDENTOの姿を模索しています。

フレームとファニチャーという2つの領域を行き来しながら木工技術を磨き、ものづくりを続けるDENTO。異分野で互いに応用し、影響させ合う中で見えてきたのがブランドの輪郭です。控えめながら個性を備えたアイテムはどれも、生活にフィットし暮らしを引き立てるフレームのような存在です。
